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セローで転倒時に傷付けない為の装備について考察

2021年9月17日

皆さんセローで林道走行は楽しまれていますか?

これからセローで林道走行を楽しみたいと思っている方も多いと思いますが、どうしても林道走行には転倒が付き物です。

僕も林道にはちょこちょこ行きますが、ちょっと激しい所位に挑戦したりすると大した腕もないので転ぶことも日常茶飯事。

そこが林道走行の良いところだったりするのですが、最近転倒による生傷が増えてきました(汗)
写真はスイングアームですが、転倒時に引きずって傷になってしまっています。

大事にしている愛車が傷ついてしまうのはちょっと残念ですよね。

オフロードバイクは傷ついてなんぼ!って方もオフロード好きには多いですが、いつまでも愛車を綺麗に保ちたい方も多いはず。

ガチガチの装備は生粋の林道仕様からは外れてしまうかもしれませんが、よく傷つくところがガード出来ていたら安心して転べますよね(笑)

そこで今回は私のセロー250を参考に、転倒したい際に傷つきやすい部分をガードする装備についてまとめてみました。

こんな方におすすめ

  • セローで林道に行きたい。でも大事にしてるから車体に傷がつくのは心配。
  • セローで転倒するとどんなところが傷付きやすいの?

ヘッドライト周辺

普段の転倒ではそんなに傷が付く場所ではありませんが、轍が大きいところで転んだりすると、ガリっといってしまう事があります。

場合によっては、ヘッドライトまで割れることも考えられますし、メーターも破損する可能性があるので、
林道を走るために遠くまで自走されていく方はガードがあると安心かもしれませんね。

ケイファクトリー フロントガードキャリア

視覚的なインパクトも結構強いので好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、

フロント周りをガッチリガードしてくれるケイファクトリーのフロントガードキャリア。

傷防止の他に、被りがちなセローの外装にアクセントを加えてくれるかもしれません。

お値段が15000弱と少々高いですが、しっかりガードしたい派にはお勧めです!

ジータ ヘッドライトガード

ジータさんから販売されているこちらはヘッドライトだけを保護するためのパーツです。

形状もありますが、アルミで出来ているため先ほどのものと比べるとかなり軽量になりそうです。

こちらもちょっとしたワンポイントとして他のセローと差をつけるのにも良いかもしれませんね。

ワイルドウォーク ステンレスヘッドライトガード

こちらもヘッドライトだけを保護するためのパーツです。

先ほどの商品とは違い、フレーム部にはステンレスを採用することによって錆を防止しているということ。

こちらも軽量に仕上げられていて、ハンドリングにも影響が出ないように工夫されているそうです。

気になるポイント

先ほどのジータのガードも同様ですが、軽量なだけに激しく衝突した際に、簡単に曲がってしまわないかが気になりました。

Y'sギア アドベンチャースクリーン

ツーリングセローには最初から装備されているY'sギアのアドベンチャースクリーン。

このパーツでもでもフロント周りの傷つき防止が期待できます。

当たり前ですがスクリーンは外した状態で林道に行くようにしてくださいね!

こちらを選択するメリットとしては、林道走行時意外にスクリーンを取り付けられる点が一番良いと思います。

転倒時にスクリーンを取り付ける場所を曲げてしまわないように注意する必要はありそうです。

フロントフェンダー

ガード類のパーツではありませんが、転倒時に一番傷付きやすい場所として、フロントフェンダーが上げられます。
僕のセローもご覧の通り。

PPなのでよっぽど割れることはありませんが、ガリガリになること間違いなしなので予備があると良いと思います。

セローのフェンダーの選択肢はあまり多くありませんが、今回は2種類紹介します。

純正フェンダー

信頼と安心の純正フェンダー

純正番号は「3C5-Y2151-H0 フロントフェンダコンプリート」となっています。

カウル単体での販売はなくASSYでの販売になるので、価格が10241円とちょっと高いです。

ネットショッピングを通じて買うと、ポイントが付いてお得なので、通販で購入するとより安く購入できます。

DT230 LANZA 純正フロントフェンダー

DT230 LANZAの純正フェンダーがポン付け流用できるということです。

純正品番は「4GY-21511-00 フェンダ フロント」、カラーはホワイトになります。

ココがおすすめ

丸っこいセロー250のフェンダーと違い、オフロードっぽいデザインのフェンダーになるのでイメージチェンジには持ってこいかもしれません。

お値段も純正のフェンダーよりも安く、7000円程度で入手できます。

五木ツバサ
他にもUFOの汎用フェンダーなどが安価で有名ですが、セローのデザインにはあまり合わないかもしれませんね。

ハンドルガード

ハンドルはフロントフェンダーと同じく、ぶつけてしまいやすい箇所の代表格です。
転ぶとハンドルだけでなくブレーキ、クラッチレバーを破損する可能性があるのでそれらを守る上でも必須のパーツと言えます。

オークションに格安の中華ハンドルガードが売っていたりしますが、ぶつけると簡単に曲がってしまうので、今回紹介するような有名メーカーのものを使用することをお勧めします!

ジータ ハンドルガード

ド定番ですがジータのハンドルガードです。

僕も付けていますが、なんといっても頑丈なのが良いところ。

結構な回数をぶつけていますが、全く曲がる気配はありません(笑)
本当は転倒せずに走り切れるのが一番良いのですが、、、

オープンタイプとクローズタイプがありますが、僕はクローズタイプの方がガード性能が高いのでお勧めです。

ACERBIS X-FACTORY

こちらも有名なアチェルビスのハンドガード。

中に鉄心が入っていることで、頑丈な作りとなっているようです。

ココがおすすめ

バーとガードパットで色の組み合わせが多数あるようですので、オリジナリティが出せるところは一つポイントかもしれませんね。

値段はジータよりは高めの設定となっていますが、細部の作り込みも良さそうなので、ドレスアップパーツとしても良いと思います。

エンジン周り

ワイズギア クランクケースカバーガード

ワイズギアのクランクケースカバーガードという、スライダーのような物が売られていたのですが、
現在は廃盤になってしまっているよう。

見た目の割に、お値段も6000円と安くはないですが、転倒時やブーツで傷つくことが多い場所なので
何か代替品があると良いんですけどね。。。

ネットショッピングでも売り切れてるようですので、もし実店舗で見かけたら購入してみるのも良いかもしれません。

デイトナ エンジンガード

デイトナさんからはエンジンガードが販売されていますが、エンジンガードの割にはスッキリして良いデザイン!

ポイント

2018年以降のセローにはキャニスターが装備されていますが、転倒したら簡単に潰れてしまいそうな感じになっているので、
取り付けておいた方が無難かもしれませんね。

左右で分割されているので、一体になっているよりかは重量も考慮されているかもしれませんが、
スチール製ということですので、重量が3.06kgあるのはちょっと気になる部分ではあります。

アンダーガード

林道に行くなら取り付けておきたいアンダーガード。

そんな底なんかぶつけたりする?と思うかもしれませんが、段差を乗り越えたり、木を乗り越えたりしようとすると、
結構腹下をぶつけてしまったりします。

たくさんの種類が出ていますが、個人的に良いと思うものを選んでみました。

ワイズギア アンダーガード

まずは定番のワイズギアのアンダーガードです。

材質がアルミなので、重量が他の物と比べて軽いのが良いところです。
ただ鉄とかスチールの物と比べて強度は弱めかもしれません。

デメリット

エンジンオイルを交換する時に、毎回脱着しないといけないところがちょっと残念なところ。
特に取り付ける時はカラーを入れる必要があるんですが、場所も悪いので慣れるまで時間がかかるかもしれません。

公式の取説を見ると、カラーを接着剤で止めるような指示が書いてありました。

力造 スキッドプレート

力造のスキッドプレートの良いところは、先ほどのワイズギアのものに比べて、オイルを抜くための穴があるところ。
地味に脱着は面倒なので、自分でオイルを交換する人にはメリットかもしれません。

また価格も1万円代前半と安いのも良いところです。

公式サイトのぱわあくらふとさんを見ると、最近新しいバージョンが販売されて、少々値段が上がっているので、
価格が安い旧タイプを購入するのは今のうちかもしれません!

マフラー

マフラーについては右側に転倒すると擦ったり、ぶつけてしまう確率がかなり高いです。

特に純正マフラーを使用していると、張り出しがかなり大きいですし、
その他の社外マフラーを使用していても、カウルより張り出しが大きいので、接触させてしまう可能性が高いです。

写真のようなサイドバックサポートなどでもガードできるかな?と思いましたが、一瞬で根本から曲がってマフラーに接触しそうなので、お勧め出来ません。

僕のお勧めは、弾丸マフラーです。

こちらの商品は他の商品と比べてかなり安いということもありますが、サイレンサーだけで交換することが可能となっています。
そして、そのサイレンサーもAmazo等で格安で入手可能です。

というか弾丸マフラーはこのマフラーを取り付けられるように中間パイプを制作して販売されてるのでは?と思います。

僕も現在つけていますが、抜けが良くなりすぎてしまうので、サイレンサー+グラスウールを巻いて抜けを悪くしています。

純正マフラーの方が明らかに低速トルクはあるので、純正が好きな人は純正マフラーをヤフオクなどで購入するのも良いかもしれませんね。

スイングアーム

僕もガリガリにしてしまったスイングアーム。

傷が目立つ場所なので、こちらもできればガードしてから林道に臨みたいところ。

こちらをガードする商品ですが、調べたところ残念ながらセロー向けに作られている商品はないようです。

そのため、代替案として汎用性のある商品から保護する方法について考えてみました。

カイダック

こんなん堂で販売されているプラスチック板DIY素材のカイダックという物を発見しました。
これを自分でDIYで自由に曲げたりすることでスイングアームカバーを製作することが出来るようです。

ポイント

厚さも1mm、2mm、3mm、5mmがあり、カラーも黒だけではなく様々な色があるようです!

自分でドライヤーで成形する際に多少複雑な形状になることを考えると、1,2mmくらいで作るのが良さそうですね。

HPを拝見するとスイングアームカバーだけではなく、色々他にも保護する物が製作できそうですね!

まとめ

以上、セロー250で転倒した時に傷を付けない為の装備についてでした。

結局はこけなければ良い話なんですが、初めのうちは特にこけやすいと思いますし、後で後悔するよりは気になる部分はつけておいた方が安心かと思います。

ただ今回ご紹介したものを全てつけると重量も増し増しになってしまって、セローの爽快感が消えてしまうかもしれません。
その為、自身が気になりそうな場所から部品をつけてガードすることをお勧めします!

自分の経験で一番あって助かりそうだと思うのは、ハンドルとスイングアームカバーですかね。

その他のところは、部品ごと変えちゃったりすることも出来ますが、
特にこの辺りはダメージが入りやすいので、ガードしておいて損はないと思います!

転ぶとか嫌なことばっかり書いてしまっていますが、林道やお山遊びはセローやオフ車じゃないと出来ない遊びですので、
興味があったらぜひ一度行ってみることをお勧めします!

ではでは。

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