・Z900RSを火の玉カラーにしたいけどいくらかかるんだろう?
・50周年記念の火の玉カラーには出来るのかな?
Z900RSの50th記念車が欲しかったけど当たらなかった方、沢山いるんじゃないでしょうか?
私もその口で、結局青玉虫カラーを購入しました。
これはこれでカッコいいんですが、やっぱりZといえば火の玉に憧れますよね。
通常車と50th記念車の差はそんなに多くありませんので、部品を購入すれば再現する事も可能です!
実際に私の車両も50th記念仕様にしてみましたので、購入するのに掛かった金額や部品リストをご紹介したいと思います。
本記事はこんな人にオススメ!
- Z900RSを50th仕様化したい方。
- 50th仕様にする際にどの程度金額がかかるか知りたい方
- 出来るだけ安く抑える為にはどんな方法があるか伝授
- 今乗っている車両を売却して、実は買い換えるのもありかも?
早速結論ですが、通常のZ900RSを50th仕様化するには、部品代だけで約46万円かかります。
工賃を含めると、約50万円ほどかかる計算です。
詳細については後ほど深堀りします。
Contents
Z900RS 50thモデルとは?
カワサキ Z900RS 50thモデルとは、Kawasaki 900 Super4(通称 Z1)の誕生50周年を記念して2022年に販売されたZ900RSの特別仕様車です。
通常モデルとの違いは、以下の通りです。
変更箇所
- 50th限定カラー(キャンディーダイヤモンドブラウン)
- 専用サイドカバーエンブレム
- エンジンカバー(DOHC)
- ホイール色変更(ゴールド)
- シボ入りシート
- OPグラブバー 標準装備
専用カラーは初期の火の玉と違って、より深みのある赤のような色に変わっているようです。
細かいところだと、タンクに50th記念ロゴが入っていたりします。
エンジン仕様やブレーキなんかには変化がないので、SE化するとなると金額的に大変そうですが、それに比べれば大掛かりではなさそう。
実際に50th化するためは?
今回は’21モデルの青玉虫を50th仕様に変更する前提で部品を集めています。
必要な部品
まず、50th仕様にするための部品を集めます。
必要な部品と数量、価格は以下の通りです。
部品名 | 部品番号 | 個数 | 価格 |
---|---|---|---|
フロントフェンダー | 35038-0002-18A | 1 | 17,270 |
リベット | 92039-0752 | 4 | 132 |
タンク | 51092-5208-18A | 1 | 161,700 |
タンク保護テープ | 39188-0584 | 1 | 473 |
フューエル シール | 92093-1030 | 1 | 363 |
タンク トリムカバー | 53044-0645 | 1 | 396 |
サイドカバーRH | 14041-5106-18A | 1 | 32,450 |
サイドカバーLH | 14041-5105-18A | 1 | 32,450 |
リアフェンダー | 36042-5365-18A | 1 | 35,970 |
ダンパ | 92161-1608 | 2 | 132 |
Oリング | 670E-5075 | 1 | 968 |
FRホイールASSY | 41073-0722-63J | 1 | 63,580 |
RRホイールASSY | 41073-0787-63J | 1 | 72,600 |
シート | 53003-0648-MA | 1 | 14,300 |
グラブバー | 99994-1013 | 1 | 18,480 |
DOHCマーク 39mm | 56054-2419 | 1 | 2,222 |
DOHCマーク 63mm | 56054-2418 | 1 | 2,970 |
456,486 |
気になる合計金額は45,6万円でした!
通常と50thの販売価格差が10万円だった事を考えると、ちょっと割高に感じてしまいますよね。。。
上記のパーツは、フェンダーカバーなど再利用出来るものは省いてあります。
Oリングとかは再利用出来ない事もなさそうですが、万が一を考えると変えておいたほうが良さそうです。
交換工賃
上記の部品を取り替えるための工賃を、お世話になっているカワサキプラザに聞いてみました。
交換工賃は35300円だということ。
思ったより掛かりますねー。
ポイント
タイヤの付け替え以外の取替えは難易度が高くないので、自分で作業して工賃を浮かせるのもありですね!
ということで、パーツ代金+工賃で50th化するためには約50万円かかるという事がわかりました。
出来るだけ安く50th化するためには
部品購入はネット通販を利用する
ポイント
- ポイントが付くネット通販で購入することでパーツ代金を安くする。
約47万もする高額なパーツ代を削減する方法としては、ネット通販を利用してポイントを付けて安く購入する方法があります。
すべてのパーツを購入することは難しいですが、比較的金額の高いカウル類やホイールなどは楽天、アマゾン、ペイペイモールで購入可能です!
下に購入できるページにリンクを貼っておくので、是非ご活用ください。
楽天のお買い物マラソンセールや、Yahooショッピングのペイペイ祭などの時に購入するとかなりお得に購入できますよ!
私はカウル類を楽天市場のMOTO-OCCさんで購入しましたが、ポイントで合計7000円近くお得に購入できました!
注意
通販サイトによっては、定価より高い値段で販売している場合があります。
上記にリンクは定価で販売しているので、ポイント活用することによって安く購入できますが、上記の表の価格を参考にして購入するようにしてください。
オークションを活用する
ポイント
- ヤフオクやメルカリを利用することでパーツ代金を安くする事が可能!
完全な運になってしまいますが、ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリを使用することで定価より安く購入することも可能です。
以下のようなパーツはちょこちょこオークションに出品されています。
- タンク
- サイドカウル
- リアフェンダー
- ホイール
タンクは凹みがあるような出品物が多いですが、リアフェンダーやホイールは社外品に交換した際に出品されるケースが多いように感じます。
リアフェンダーやホイールは、購入直後に社外品に交換したことで純正品がほぼ新品の状態で売られている事がありますね。
私はたまたまオークションで程度の良いタンクを入手することができました!
凹みが数箇所ありましたが、デントリペアで修復しても新品の半値以下で購入することが出来ました。
素直に乗り換えるのも手かも?
ここまでパーツを交換する前提で話を進めてきましたが、今所有しているZ900RSを売却して、50thモデルを購入するのも手段の一つです。
現在Z900RS 50thモデルは新古車の状態で約180〜200万円前後で取引されています。
これに対して通常モデルのZ900RSの取引価格も〜160万程度で取引されています。
50thモデルに変更するのに約50万程度かかることを鑑みると、素直に乗り換えるのも手かもしれませんね。
中古価格が高騰している今だからこそですが、今の車両の買取価格を知っておくとこの辺りの判断がしやすいです。
ポイント
バイクの査定をするなら、諸手続きが簡単なバイク王を利用するのが一番楽です!
単純な売却値で比べるとオークションが一番高いと思います。
しかし、それ特有のトラブルも多いので、業者の値段で納得できるならそちらに売るほうが得策です。
まずは一度無料査定してみてはどうでしょうか?
まとめ:それなりに値段は掛かります。
以上でZ900RSの通常モデルを50th仕様にするといくらかかるかでした。
変更点が少ないので、もう少し安く済みそうだなとお考えの方が多かったんじゃないでしょうか?
しかし、実際は特別色がその他のカラーパーツより高めに設定されており、約50万円ほど費用が必要になってしまいます。
とはいえ、生産台数がその他の色と比べて少ないことを考えると値段にも納得出来るのではないでしょうか?
実際にコストは掛かりましたが、50th仕様になった満足感は感じられました!
是非気になった方は検討してみたら如何かなと思います。
ではでは。